それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける!―世界の感触を取り戻すために―
国立民族学博物館の収蔵庫で著者がマダガスカルの新生児・妊婦用寝台にさわって調査しているところ

 

それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける!
―世界の感触を取り戻すために―

連載

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世界よ、さわることを忘れるな――

COVID-19(新型コロナウイルス)の出現は、いやおうなく、世界に「さわる」ことの意味を問いかける。

このまま人々は「さわる」ことを忘れるのか、それとも新たな「さわるマナー」を創出できるのか。

「さわる」をテーマに活動してきた全盲のキュレーター・研究者による連載。
毎週火曜日更新、全8回の予定。

著者プロフィール
広瀬 浩二郎
(ひろせ・こうじろう)
自称「座頭市流フィールドワーカー」。
1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。01年より国立民族学博物館に勤務。
現在はグローバル現象研究部・准教授。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“さわる”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。
『障害者の宗教民俗学』『目に見えない世界を歩く』『さわって楽しむ博物館』(編著)『知のスイッチ』(共編著)など、著書多数。
これまでの連載
  • 第8回(最終回) 「オリパラ」の先へ 
  • 第7回 「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か
  • 第6回 アメリカンドリームの今昔
  • 第5回 目に見えないクレジット
  • 第4回 米国で実感する「濃厚接触」の意義
このWeb連載が本になりました!

広瀬浩二郎『それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける!』
2020年10月27日刊行

「濃厚接触」による「さわる展示」・「ユニバーサル・ミュージアム」の伝道師として全国・海外を訪ね歩いてきた全盲の触文化研究者が、コロナ時代の「濃厚接触」の意義を問い直す。

2020年5月~7月に公開されたWeb連載に大幅加筆。

さらに、中止になった幻の2020 年 国立民族学博物館企画展「みてわかること、さわってわかること」より、民博所蔵資料60 点をカラー写真で紙上展示。著者の触察コメントを付す。

本体価格1,500円

【書籍詳細ページへ】

著者による「濃厚接触」ワークショップ動画
https://youtu.be/EKboZgkQYRA
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