「甲子園」の眺め方書影
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「甲子園」の眺め方

歴史としての高校野球

  • 白川哲夫 編
    谷川穣 編
  • A5判・並製本・カラーカバー装 402ページ
  • 定価:本体3,500円(税別)
  • 在庫あり(2刷)
  • 初版発行年月:2018年10月20日
  • ISBN:9784909782007

「夏の高校野球 都道府県大会決勝進出校データ(1948-2022)」「同 公立・私立比率(1948-2022)」など、本書巻末資料の全てとその増補版をダウンロードできます(エクセル・CSV)(ここをクリックしてください)
 100年以上にわたって、日本社会に根付いたスポーツである野球。しかしその社会的定着や「人気」を集める所以を、日本人・日本社会の特殊性で片付けることなく、どこまで意識的に主題化して論じてきただろうか。

 本書は、旧制中学=新制高校の野球を主題に据えて、野球とその社会的位置や支える制度やモノ、意識の形成と展開を、さまざまな光をあてて歴史的に跡づける。

 それは、東アジア近現代史への理解とともに野球をとらえなおす、また逆に野球からとらえなおすことであり、そのことによって、「汗と涙と感動の物語」「野球ができる平和な世の中に感謝」という一般的な「甲子園」観を更新することができるだろう。

 「甲子園」という「汗と涙と感動の物語」をどう「眺め」直すか、歴史研究の立場からその対象としての可能性を確かめる。

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紹介・書評

  • 『朝日新聞』2021年3月31日朝刊第2地域面(近畿圏のみ)「近畿 ほんのとびら」
  • 【書評】坂上康博氏(『スポーツ社会学』28巻2号、2020年9月30日)および編者による「書評に応えて」
  • 【書評】若林正博氏(『洛北史学』第22号、2020年6月)
  • 【書評】佐藤彰宣氏(大阪歴史学会『ヒストリア』276号、2019/10)
  • 書評】氏原英明氏(『しんぶん赤旗』2019年1月20日読書面)
     【書評全文】
  • 【紹介】『北海道新聞』2018年12月16日読書面
     【北海道新聞webサイト】