地震被害のマルチスケール要因分析書影
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地震被害のマルチスケール要因分析

  • 大邑潤三 著
  • A5判・上製本 232頁
  • 定価:本体4,500円(税別)
  • 在庫あり
  • 初版発行年月:2024年3月8日
  • ISBN:9784909782229

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複雑で重層的な地震被害の諸要因を、地震断層や震央との位置関係といったマクロレベルから、集落ごとの諸条件の違い、個別の建物や住民の性質の差といったメソあるいはミクロスケールの幅広いスケールにわたって分析し、地理学の視点から俯瞰的に捉えることで、被害の拡大要因や縮小要因の構造をモデル化する。
1927年北丹後地震、1925年北但馬地震、1830年文政京都地震の3つの地震を対象とし、被害統計や文献史料をもとに当時の被害の実態を復原。
幅広いスケールの分析を整理してモデル化を行うことで、事例や地域を跨いだ比較を可能にし、複雑化した現代社会における地震防災にもつながる研究。

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