いのちをつなぐ動物園
いのちをつなぐ動物園 いのちをつなぐ動物園 いのちをつなぐ動物園 いのちをつなぐ動物園

いのちをつなぐ動物園

生まれてから死ぬまで、動物の暮らしをサポートする

京都市動物園生き物・学び・研究センター 編
定価:本体1,800円(税別)
在庫あり
A5判変形・並製本
176ページ
初版発行年月2020年4月10日
ISBN:9784909782045

■紹介・書評■

  • 【紹介】『朝日新聞』2020年6月24日朝刊「近畿 ほんのとびら」(近畿掲載)

  • 【紹介】『読売新聞』2020年6月21日読書面

  • 【紹介】『京都新聞』2020年4月18日朝刊京都面
     記事へのリンク


■以下のファイルをダウンロードできます■



ご注文について

・ご注文は、最寄りの書店・ネット書店へどうぞ
・小さ子社/リトルズ Webショップで直接ご注文いただくこともできます
・クレジットカード、コンビニでの後払い、代金引換がご利用できます
【注文する】(別サイトへとびます)

書店様へ

・小さ子社の本は、取次・鍬谷書店(くわたにしょてん)を通して、各取次会社(トーハン、日販、 楽天ブックスネットワークなど)へ出荷します
・全て注文扱いで委託配本はありません。
・返品条件付きの出荷が可能です。
・上記から注文書をダウンロードできます。

■内容紹介■

 

動物園を取り巻く環境は大きく変わってきた。いまの動物園に求められているのは、動物園で飼育している動物たちが本来生息する自然、さらに地球環境へと人々の目を向けさせ、ともに生物多様性を守る活動へとつなげていくことだ。

また、飼育下で一生を暮らす動物の幸せを考え、その生活環境を改善する「環境エンリッチメント」と呼ぶ取り組みは、現在では世界の動物園・水族館の常識となっている。

本書は、京都大学と連携して新しい動物園のあり方を推進してきた京都市動物園が、2013年に設置した 「生き物・学び・研究センター」のスタッフが中心になってまとめたものである。京都市動物園が、どのように動物たちと向き合い、動物福祉や研究に取り組んでいるかを、スタッフ自身の文章で具体的に紹介する。

■目次■

 

第1章 京都市動物園にようこそ
  1 古くて新しい京都市動物園
     近くて楽しい動物園
     営業を続けながら工事が続く
     リニューアル以降の京都市動物園
  2 動物園の中は7つのゾーン
     もうじゅうワールド
     アフリカの草原
     おとぎの国
     サルワールド
     ひかり・みず・みどりの熱帯動物館
     京都の森
     そして「いのちかがやく動物園」へ

第2章  生まれてから死ぬまで動物の暮らしをサポートする―動物福祉の取り組み―
  1 動物福祉とはなにか
  2 第14回国際環境エンリッチメント会議―世界の動物福祉事情―
     環境エンリッチメントとは
     動物福祉の潮流
  3 京都市動物園での取り組み―実践から研究まで―
     知恵を絞って努力を続ける
     トラがウロウロする時はいつなのか
     ニイニから広がる世界
     動物福祉の客観的評価
  4 動物園全体で考える動物福祉
     どこに動物福祉のリスクがあるのか?
     さらなるパワーアップを目指して
  5 これからを見据えて―生まれてから死ぬまで動物の暮らしをサポートする―

第3章 研究する動物園
  1 動物園で研究!?ってどういうこと?
  2 希少種の保全と分子遺伝学
     生物多様性(バイオダイバーシティー)とは
     遺伝的多様性がなぜ必要か?
     集団遺伝学
     DNAを調べる
     グレビーシマウマの保全に向けて
     ツシマヤマネコの遺伝的多様性はどの程度?
  3 野生個体の保全のための技術
     動物園で飼育される動物の利点
     性別を明らかにする
     種判別・亜種判別
     チンパンジーの年齢推定
  4 身体障害を伴うチンパンジーの幸せとは?
     動物園で研究者として働く
     寝たきりだったチンパンジー
     群れに戻ったチンパンジー
     脳性まひのチンパンジー
     身体障害チンパンジーと一緒に暮らすチンパンジー
     身体障害を伴うチンパンジーの福祉とは?
     ハンデがある動物たち、彼らを見るヒトたち

第4章 ラオスのゾウと動物園
  1 ゾウがつなぐラオスと京都
     京都市動物園の〈ゾウの森〉
     動物園のゾウを取り巻く厳しい状況
     ラオスと京都市との関係
     「ゾウの繁殖プロジェクト」
     ゾウに会いにラオスに行く
     ラオスでのゾウの役割
     野生のゾウのいる森
     市民発のラオスへの恩返し
     ラオスをもっと知ってもらうために

  2 新たな群れの誕生
     ゾウの引きこもり
     ゾウのトレーニング
     ゾウの同居
     
終 章 そして京都市動物園のすすむ道
     動物園だけでできないことも協力すればできるかもしれない

もっと知りたい人のための書籍・Webサイトリスト 

【コラム】
小さく地味な主役、イチモンジタナゴ
野生で暮らす動物と動物園で暮らす動物
国際会議の準備から開催まで
ゴリラたちのハズバンダリートレーニング
常同行動とは結局なんなのか
人工哺育の考え方
ほのかのいちにち
ふれあいの葛藤
ヒトと動物の間に絆は生まれるのだろうか?
チーターと遺伝的多様性
まずはどのように暮らしているのかを知ることが大切― キリンの夜の睡眠事情
京都市動物園の教育プログラム

執筆者(所属は本書発刊時のものです):
・田中 正之(たなか まさゆき)
 京都市動物園 生き物・学び・研究センター長。博士(理学)。
・山梨 裕美(やまなし ゆみ)
 京都市動物園 生き物・学び・研究センター 主席研究員。博士(理学)。
・伊藤 英之(いとう ひでゆき)
 京都市動物園 生き物・学び・研究センター 研究教育係長。グレビーシマウマ計画管理者、博
士(理学)・獣医師・学芸員。
・櫻庭 陽子(さくらば ようこ)
 京都市動物園 生き物・学び・研究センター 研究推進嘱託員。博士(理学)。
・瀬古 祥子(せこ さちこ)
 京都市動物園 生き物・学び・研究センター 教育普及嘱託員。京都府立大学大学院ランドスケープ学研究室共同研究員、博士(学術)。
・長尾 充徳(ながお みつのり)
 京都市動物園 種の保存展示課 飼育展示・動物管理係長。日本動物園水族館協会生物多様性委員会 保全戦略部員(ツシマヤマネコ担当)。
・高木 直子(たかぎ なおこ)*本書のカバーイラスト、カットを担当
 京都市動物園 種の保存展示課 飼育展示・事業推進担当係長。
・米田 弘樹(よねだ ひろき)
 京都市動物園 種の保存展示課 飼育員。
・島田 かなえ(しまだ かなえ)
 京都市動物園 種の保存展示課 飼育員。
・安井 早紀(やすい さき)
 京都市動物園 種の保存展示課 飼育員。

関連ブログ記事