アイヌ民族と博覧会
150年の経験
- 国立歴史民俗博物館・国立アイヌ民族博物館 編
- B5判・並製本 224ページ
- 定価:本体2,400円(税別)
- 未刊
- 書店発売日:2026年7月30日頃
- 初版発行年月:2026年7月30日
- ISBN:9784909782953
・1872(明治5)年の湯島聖堂博覧会に初めてアイヌ資料が出品されてから、2025(令和7)年の大阪・関西万博に至るまでの、およそ150年にわたってアイヌ民族がいかに博覧会と関わりをもってきたのかを紹介。
・明治以降、日本国内外で開催された数々の博覧会におけるアイヌ展示は悲しい歴史として伝えられている一方で、時代を経るごとに主体的に参加するアイヌ民族も出てくるなど、博覧会そのもののあり方も変化してきた。
・博覧会と関わりを持ったひとりひとりの「声」に焦点を当て、喜びや悲しみ、経験と記憶、さらには時の情勢やそこに関わった人たちの差別心や優越感を含んだまなざしや力学を丁寧に解きほぐしていくことによって、個人にとっての博覧会がいかなるものであったかに迫る。
・カラー図版300余点掲載。
・国立アイヌ民族博物館、国立歴史民俗博物館で行われる同名展覧会(会期:それぞれ2026年6月20日~8月23日、10月6日~11月29日)の公式図録。
・明治以降、日本国内外で開催された数々の博覧会におけるアイヌ展示は悲しい歴史として伝えられている一方で、時代を経るごとに主体的に参加するアイヌ民族も出てくるなど、博覧会そのもののあり方も変化してきた。
・博覧会と関わりを持ったひとりひとりの「声」に焦点を当て、喜びや悲しみ、経験と記憶、さらには時の情勢やそこに関わった人たちの差別心や優越感を含んだまなざしや力学を丁寧に解きほぐしていくことによって、個人にとっての博覧会がいかなるものであったかに迫る。
・カラー図版300余点掲載。
・国立アイヌ民族博物館、国立歴史民俗博物館で行われる同名展覧会(会期:それぞれ2026年6月20日~8月23日、10月6日~11月29日)の公式図録。
はじめに
「アイヌ民族と博覧会 ―150年の経験―」関係年表
第1章 アイヌ工芸品展示の草創期から博覧会へ
1 江戸後期に開催された物産会
2 「 日本人」が見た/見られた博覧会
3 松浦武四郎とアイヌ工芸品
4 物産会から博覧会へ
5 内国勧業博覧会のはじまり
第2章 アイヌ民族の出場
1 人間展示がはじまる時代
2 日本の植民地拡大と先住民族
3 歴史の一部として語られていく時代
知里幸惠は博覧会をどう眺めたか
付章 アイヌ文化を見せる場
見られることと演じることのはじまり
観光という仕事
描かれるアイヌ民族
博物館をつくる
第3章 アイヌ文化を見せていく時代
1 戦後の博覧会とアイヌ民族
2 博覧会におけるアイヌ民族の位置付けの変化と「日本のまつり」
3 多くの博覧会に出場する
第4章 アイヌ民族と博覧会のゆくえ
1 〈 現いま代〉を展示する
2 東京オリパラから大阪・関西万博へ
3 ウレㇱパ モシㇼを通した人のつながり
おわりに
資料一覧
【声】―博覧会と関わりを持った人びとやその関係者への聞き取り
彫工 モニヲマ/伏根弘三/辺泥五郎/西平ウメ/貝澤ウトレントク/貝澤ウエサナシ/バチラー八重子/砂澤クラ/志富シツ/万博に出場して/川村則子/秋辺デボ/山道響・藤岡千代美・酒井学/澤井和彦/加藤峻也・杉村惠子/川村晴道/早坂駿/栃木龍斗
【とりあげる主な博覧会(数字は開催年)】
1872湯島聖堂博覧会/1873ウィーン万国博覧会/1877第一回内国勧業博覧会/1881第二回内国勧業博覧会/1890第三回内国勧業博覧会/1895第四回内国勧業博覧会/1903第五回内国勧業博覧会/1904ルイジアナ購入博覧会(セントルイス万博)/1910日英博覧会/1912拓殖博覧会/1913明治記念拓殖博覧会/1926国産振興博覧会/1937北海道大博覧会/1950北海道開発大博覧会/1954北洋漁業再開記念北海道大博覧会/1958北海道大博覧会/1970日本万国博覧会(大阪万博)/1988世界・食の祭典/2010上海国際博覧会/2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
【エッセイ】
1 明治初期の地方博覧会に出品されたアイヌ民族関連資料(三浦泰之)
2 映画の成立と博覧会的視覚文化(内田順子)
3 人類館とは何か(関口由彦)
4 博覧会と海外アイヌ・コレクション ―セントルイス万博と日英博覧会―(山崎幸治)
5 アイヌ民族と博覧会における聖公会の関わり ―ジョン・バチラーを中心に―(立石信一)
6 見る/見られるのは誰か ―石田収蔵の史料からみる1912年拓殖博覧会と樺太先住民族の経験―(是澤櫻子)
7 『樺太日日新聞』が報じた2つの拓殖博覧会の出場者の様子(田村将人)
8 博覧会的想像力を内破する(川村清志)
9 昭和戦後期のアイヌ民族と博覧会 ―1950年代から1970年の大阪万博までを対象に―(立石信一)
10 アイヌ文化イメージの変遷(田村将人)
11 観光都市函館の黎明 ―北洋博覧会とアイヌ館―(大矢京右)
12 過去からの脱却、展示の現場より(野本正博)
13 アイヌ文化を表象する(川上さやか)
「アイヌ民族と博覧会 ―150年の経験―」関係年表
第1章 アイヌ工芸品展示の草創期から博覧会へ
1 江戸後期に開催された物産会
2 「 日本人」が見た/見られた博覧会
3 松浦武四郎とアイヌ工芸品
4 物産会から博覧会へ
5 内国勧業博覧会のはじまり
第2章 アイヌ民族の出場
1 人間展示がはじまる時代
2 日本の植民地拡大と先住民族
3 歴史の一部として語られていく時代
知里幸惠は博覧会をどう眺めたか
付章 アイヌ文化を見せる場
見られることと演じることのはじまり
観光という仕事
描かれるアイヌ民族
博物館をつくる
第3章 アイヌ文化を見せていく時代
1 戦後の博覧会とアイヌ民族
2 博覧会におけるアイヌ民族の位置付けの変化と「日本のまつり」
3 多くの博覧会に出場する
第4章 アイヌ民族と博覧会のゆくえ
1 〈 現いま代〉を展示する
2 東京オリパラから大阪・関西万博へ
3 ウレㇱパ モシㇼを通した人のつながり
おわりに
資料一覧
【声】―博覧会と関わりを持った人びとやその関係者への聞き取り
彫工 モニヲマ/伏根弘三/辺泥五郎/西平ウメ/貝澤ウトレントク/貝澤ウエサナシ/バチラー八重子/砂澤クラ/志富シツ/万博に出場して/川村則子/秋辺デボ/山道響・藤岡千代美・酒井学/澤井和彦/加藤峻也・杉村惠子/川村晴道/早坂駿/栃木龍斗
【とりあげる主な博覧会(数字は開催年)】
1872湯島聖堂博覧会/1873ウィーン万国博覧会/1877第一回内国勧業博覧会/1881第二回内国勧業博覧会/1890第三回内国勧業博覧会/1895第四回内国勧業博覧会/1903第五回内国勧業博覧会/1904ルイジアナ購入博覧会(セントルイス万博)/1910日英博覧会/1912拓殖博覧会/1913明治記念拓殖博覧会/1926国産振興博覧会/1937北海道大博覧会/1950北海道開発大博覧会/1954北洋漁業再開記念北海道大博覧会/1958北海道大博覧会/1970日本万国博覧会(大阪万博)/1988世界・食の祭典/2010上海国際博覧会/2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
【エッセイ】
1 明治初期の地方博覧会に出品されたアイヌ民族関連資料(三浦泰之)
2 映画の成立と博覧会的視覚文化(内田順子)
3 人類館とは何か(関口由彦)
4 博覧会と海外アイヌ・コレクション ―セントルイス万博と日英博覧会―(山崎幸治)
5 アイヌ民族と博覧会における聖公会の関わり ―ジョン・バチラーを中心に―(立石信一)
6 見る/見られるのは誰か ―石田収蔵の史料からみる1912年拓殖博覧会と樺太先住民族の経験―(是澤櫻子)
7 『樺太日日新聞』が報じた2つの拓殖博覧会の出場者の様子(田村将人)
8 博覧会的想像力を内破する(川村清志)
9 昭和戦後期のアイヌ民族と博覧会 ―1950年代から1970年の大阪万博までを対象に―(立石信一)
10 アイヌ文化イメージの変遷(田村将人)
11 観光都市函館の黎明 ―北洋博覧会とアイヌ館―(大矢京右)
12 過去からの脱却、展示の現場より(野本正博)
13 アイヌ文化を表象する(川上さやか)
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